『デスペガ』を
味方に使う方法

『デスペガ』は2種類の方法で味方に使える

 「敵からかけられたデバフ(特に、属性耐性ダウン)を解除する」「敵からかけられた属性付与を解除する」といった目的で、味方に『デスペガ』を使いたくなることは、それほど珍しくない。しかし、『デスペガ』を選択していると、味方をターゲットにして行動を開始することができなくなってしまう。

実行不能

↑『デスペガ』を選択しているユニットの枠には「味方ターゲット中は選択できません」と表示され、実行できなくなる。

 それでもムリヤリ味方に『デスペガ』を使う方法として、以下の手順が比較的よく知られている。

手順1.『れんぞくま』の2回目の行動として、『デスペガ』を選択
手順2. 敵をターゲットにして行動を開始したあと、1回目の行動が終わる前に、味方をターゲットに指定

 この手法の欠点は、手順2がやや難しいこと。すばやく正確な操作が苦手だと、失敗してしまう恐れがある。当たり判定がせまい味方を選ぼうとすると失敗しやすいので、まず敵を長押しして、画面が止まってからゆっくり味方を選び直すと、成功しやすくなるだろう。






 もうひとつ、上記とは別の手順でも、味方に『デスペガ』を使うことができる。こちらの手法の最大の長所は、すばやい操作が不要で、100%成功することだ。

手順1.『れんぞくま』の1回目の行動として、『デスペガ』を選択
手順2.『れんぞくま』の2回目の行動として、攻撃魔法(味方に対しても使用可能なもの)を選択
手順3. 味方をターゲットに指定して、実行


 アビリティを連続使用するとき、味方をターゲットに指定して実行できるかどうかは、最後に選んだコマンドによって決まる。そして、実行すると、指定したターゲットをすべての攻撃で狙う。この性質を利用すれば、簡単かつ確実に、味方に『デスペガ』を使うことができる。

 欠点は、味方を攻撃せざるを得ないこと。「攻撃魔法でダメージを受けないように、属性耐性を上げておく」といった工夫は必要になるだろう。
 なお、手順2で選ぶのは、「本来の対象は敵だが、味方を選ぶことも可能なもの」でなければならず、以下のものではダメなので注意。

  • 本来の対象が味方のアビリティ(『ケアル』『ブレイブ』など)
  • 通常は味方を対象にして実行できないもの(『デプロテ』『スリプル』など)
  • 対象が「自分」で固定のもの

『デスペガ』以外のアビリティでの応用

 上記の手法は両方とも、『デスペガ』以外のアビリティにも適用できる。「W、T、IV」などの連続使用アビリティを利用すれば、「本来なら味方に使えないアビリティ」を、味方に向けて実行可能だ。
 逆に、アビリティの連続使用時に味方をターゲットにした行動を織り交ぜたい場合は、「本来の対象は敵だが、味方を選ぶことも可能なもの」を最後にしないと、実行できないので覚えておこう(下記の例を参照)。

●アビリティを実行できるかできないかの例

 アラネアが、以下の3つのアビリティを『Tシュペーア』で連続使用すると、それらを選んだ順番によって、実行できるかできないかが変わる。

  • エア・スプレマシー(対象が「自分」で固定)
  • ウェルエタム・カスレ(対象が「味方全体」で固定)
  • デスペルランス(本来の対象は敵だが、味方を選ぶことも可能)

●『エア・スプレマシー』か『ウェルエタム・カスレ』が最後の場合
実行不能

↑「本来の対象は敵だが、味方を選ぶことも可能なもの」が最後ではないので、実行できない。

●『デスペルランス』が最後の場合
実行不能

↑「本来の対象は敵だが、味方を選ぶことも可能なもの」が最後なので、実行できる。