アリーナ攻略

バトル開始時に物理全体かばうを発動

 猛威を振るう「ベルメーラなどを中心に『オートバーサク』でチェインしてくるパーティ」には、バトル開始時の物理全体かばうで対抗できる。ジークハルトを持っているなら、必ずパーティに入れよう(無手の傀儡師アフマウやEX覚醒+3のデイジーは「戦闘不能から復活時の自動かばう」がないため、ジークハルトのほうがより適する)。
 ただし、かばってから倒されるまでがあまりに早いと、攻撃の後半がほかの仲間に抜けてくる。パラメータチャレンジを参考に、そのユニットのHPを徹底的に上げておきたい(攻撃が抜けてきた場合に備えて、ほかの仲間も)。また、分身やバリアを付与する装備品も、HPを上げる以上に有効な場合が多い。

●バトル開始時に分身を付与する装備品

 分身で攻撃を1回回避することには、敵の攻撃1回ぶんのHPを増やすのと同じ価値がある。HP+20%の効果を持つラブリーミラーベア、HP+1500の効果を持つ凪心の服は、適性が特に高い。

●バトル開始時にバリアを付与する装備品

 バリアのぶん、HPを上げるのと同じ価値がある。「VSガードスコーピオン」の場合、バリアのHPは4000。これは、アビリティによるHP補正を+400%にして「ジャッジマスターLv.10」や「夏のひとこまLv.10」を装備するのと同等で、2021年3月現在、これよりも効果が高いのは「500年の悔恨」だけ(のはず)。

それ以外に注意するべき相手とそれぞれへの対策

●ジークハルト

 物理全体かばうへの対策が必要(詳しくは後述)。また、魅了をバラまいてくるので、「味方全体の魅了を解除できるユニット」に魅了耐性をつけておくことが必須。自分の側のジークハルトにその役を担わせてもいい。

●連邦の黒い悪魔シャントット

 『オートバーサク』で「闇属性の全体魔法攻撃(+闇属性耐性100%ダウン)」を仕掛けてくる。ジークハルトではかばえず、魔法全体かばうは物理全体かばうと競合する恐れがあるので、できる限り多くのユニットの闇属性耐性を200%以上(できれば、『あんこく』や『ヴェラティムーン』による120%ダウンを警戒して220%以上)に上げておこう。ただし、物理壁役については、HPを優先して、闇属性耐性は諦める。

●ヴィンセント

 『オートバーサク』で即死攻撃を仕掛けてくる。回復役と物理壁役に即死耐性を持つ装備を持たせておこう。先手を取られて何人かが倒されても、回復役と物理壁役さえ健在なら、いくらでも立て直せる。

●メディエナ

 連邦の黒い悪魔シャントットと同じく、『オートバーサク』で魔法攻撃を仕掛けてくる。属性は氷。闇属性耐性との両立は大変だが、回復役だけでも氷属性耐性を上げておきたい。

相手パーティがかばってくる場合は?

 バトル開始時に物理全体かばうを発動できるユニットは便利だが、相手パーティに入っていた場合のことも考えねばならない。一番簡単なのは、デスペル効果でかばうを解除してから攻撃すること(バトル開始時のかばうが解除されないバグは、2021.03.31に修正された)。ただし、敵の中に「単体を自動的にかばう能力」を持つユニットがいた場合、それを突破することはできない点に注意。

 上記のほか、「かばうを発動させない攻撃」で攻める手もある(これなら、「単体を自動的にかばう能力」も発動させない)。最もシンプルなのは魔法攻撃を使うことだが、そうすると、今度は魔法かばうを発動させてしまう。物理かばうと魔法かばうのどちらも無視できる攻撃を選ばなければ意味がない。具体的には、以下のどちらかの手法がオススメだ。

●手法A:召喚ダメージの攻撃を使う

 いわゆる「召喚ダメージ」の攻撃なら、物理かばうも魔法かばうも発動させずに済む。アリーナでの適性を考えると、無属性の全体攻撃で、複数回使用でき、いかなるアビリティ制限にも引っかからず、チェインが噛み合うことが望ましい。
 オススメは、モルガナの『アルカナカオス』と、ティナ-Neo Vision-の『ケイオスウェイヴ』の組み合わせ。どちらも「召喚ダメージ、無属性、全体攻撃、チェイングループ3」で、3回ずつ使用でき、アビリティ制限にも引っかからない(はず)。『アルカナカオス』に必要な召喚ゲージはモルガナが自力で供給可能で、1ターン目から確実に使うことができる。
 注意点は、ティナ-Neo Vision-はブレイブシフト後でなければならないこと。倒されてブレイブシフト前に戻されると、『ケイオスウェイヴ』は使えなくなるので、絶対に倒されないようにHPを上げておきたい。かばってもらっても倒されるようなら、次項で紹介する「手法B」のほうがいい。

 なお、ファリス-Neo Vision-の『シルドラソウル』も「召喚ダメージ、無属性、全体攻撃、チェイングループ3」の条件を満たすが、コストとなる召喚ゲージをいかにしてまかなうかが問題になる。ティナ-Neo Vision-をブレイブシフト前の状態にしてバトルを始めれば召喚ゲージは満タンにできるが、そのあとブレイブシフトしてから攻撃するのが面倒でやってられないだろう。いずれかのユニットがHIT数の多い全体攻撃を最初に使って、幻獣石を拾うのが無難?(試してはいない)

●手法B:「一部防御無視」の攻撃を使う

 物理攻撃であっても、「一部防御無視」のものなら、相手のかばうを発動させない。無属性の全体攻撃で、複数回使用でき、アビリティ制限に引っかからず、チェインが噛み合う組み合わせを探そう。手法Aと比べると、フルチェインさせるのが少し難しいものの、それに成功すれば、与えるダメージは大きい。

●該当する攻撃の例
ユニット 攻撃 チェイン
グループ
備考
ネリネ アウル流護衛剣×2~3 2 2回ダメージ
魔狼マダム・エーデル アライブショットFe×2 2 2回ダメージ
天殴地壊Fe×2 2 2回ダメージ
ヴィンセント カオスセイバー+2×2 2 2回ダメージ
リュック(FFX-2) ヴァジュラ×2 1 2回ダメージ
レッドXIII スターダストレイ×2 2
マダム・エーデル アライブショット×2 2
クラウド メテオレイン×3
ギルガメッシュ(FFV) 雪月花×3
闇の王 バイオレントラプチャー×3
ジェクト ジェクトボマー×2
プリッシュ 闘魂旋風脚×2

 特にオススメなのは、アリーナでは2倍のダメージを与えられる「2回ダメージ」の攻撃を持つユニット。ネリネなら1ターン目に3回行動が可能なものの、1ターン目に倒し切れないと、2ターン目と次のバトルが面倒なので(「REPEAT」が利かず、コマンドの入れ直しになる)、敢えて2回行動にしておくほうがラクかもしれない。

従来の攻略法も押さえておく

 従来の攻略法を押さえておくことも、もちろん必要。警戒すべき要素と、それぞれへの対策は以下のとおりだ。

警戒すべき要素 対策
全体攻撃によるチェイン HPを上げて耐える
状態異常 耐性をつけて防ぐ
ストップ、魅了 回復役に耐性をつけて防ぎ、味方のストップや魅了を解除する
即死 回復役に耐性をつけて防ぎ、味方を蘇生する
MP枯らし 回復役が味方のMPを回復する(全員のMPをゼロにされた場合は、回復役のMPが自動回復するのを待ってから)。もしくは、MPが必要ない攻撃を使う
回避率の高いユニット 物理攻撃の命中率を上げるか、物理ではない攻撃を使う
属性耐性 無属性の攻撃を使う
ルールによるアビリティの使用制限 どの制限にも引っかからないアビリティを使う

パーティメンバーに必要な要素

●メンバー
物理壁役 攻撃役 攻撃役 ボーナス役 回復役
●ユニットごとの詳細

ユニット 必要なもの
物理壁役
  • 状態異常耐性
  • 即死耐性
  • バトル開始時の物理全体かばう
  • HPを上げる。場合によっては、バトル開始時に分身やバリアを付与する装備品も利用
  • オーディンをセット
攻撃役
  • 状態異常耐性
  • 即死耐性(できれば)
  • 闇属性耐性(装備だけで220%以上)
  • HPを上げる
  • 攻撃の威力を上げる(ダメージ上限が999なので、それなり程度に上げれば十分)
  • 物理攻撃を使う場合は、命中率を上げる(200%以上が理想)
ボーナス役
  • 各週でのボーナスができるだけ高いユニット
  • デスペル効果を持つアビリティ(『オーロラのかがやき』、さばきのつえ(FFV)、『奥義・天下御免』でも可。攻撃役次第では不要)
  • 状態異常耐性
  • 即死耐性(できれば)
  • 闇属性耐性(装備だけで220%以上)
  • HPを上げる
回復役
  • 状態異常耐性
  • ストップ、魅了耐性
  • 即死耐性
  • 氷属性耐性(装備だけで100%以上)
  • 闇属性耐性(装備だけで220%以上)
  • HPを上げる
  • 味方(できれば全体)のストップ状態を解除する手段
  • 味方(できれば全体)の魅了状態を解除する手段
  • 味方全体を蘇生する手段
  • 味方全体のMPを回復する手段(できれば全回復)

サンプルパーティ

サンプルパーティ

役割 ユニット 備考
回復役 エアリス(FFVII REMAKE)
攻撃役 ソル-Neo Vision-
ボーナス役 (週ごとに替える) 『オーロラのかがやき』を装備(さばきのつえ(FFV)でもOK。どちらもなければ『奥義・天下御免』でも可)
物理壁役 ジークハルト EX覚醒+1以上が望ましい
攻撃役 ソル-Neo Vision- 『重鎧装備』をつけて、源氏の鎧(FFBE)を装備

 基本的な戦いかたは以下のとおり。

  • 最初に、ボーナス役が『オーロラのかがやき』や『デスペガ』などで敵全体にデスペル効果をかけて、かばうを解除。このときは、カウンターを誘発しないよう、ダメージを与えないのが理想(敵に先手を取られて即死効果で攻撃役が倒されていた場合、『奥義・天下御免』などでダメージを与えてしまうと、カウンターを誘発する危険がある)
  • かばうの解除後、ソル-Neo Vision-の『コスモチェーン』でチェイン。「3回ダメージ」の攻撃を4連で使えるので、ダメージはチェインなしでも24000近く、チェインすればその約4倍になる。常に「RELOAD」だけで戦うなら3連になるが、それでもダメージは十分
  • エアリス(FFVII REMAKE)は、基本的には何もしなくていい。必要なときは、『星の祝福』→『ホワイトヒーリング』などで回復
  • ジークハルトは、基本的には何もしなくていい。必要なときは、かばうを使い直したり、オーディンを召喚したり、魅了を狙って『たたかう』で攻撃したりする

 ちなみに、オーディンをセットするユニットはパーティの4番目の枠に入れると、召喚がやりやすい(幻獣召喚を選択したあと、同じ位置を連打していれば即実行できるから)。

装備のサンプル

●ジークハルト
ジークハルト武具 ジークハルトアビリティ
ジークハルトビジョンカード ジークハルト限界突破

↑昔日の制服による分身は、HP+5994相当。それも含めて、43000くらいに相当するHPがあれば、全滅は避けられる(微妙に低くてもいいかもしれない? 39000相当程度では足りなかった)。即死耐性は源氏の盾で確保。

●エアリス(FFVII REMAKE)
エアリス(FFVII REMAKE)武具 エアリス(FFVII REMAKE)アビリティ
エアリス(FFVII REMAKE)ビジョンカード エアリス(FFVII REMAKE)限界突破

↑凪心の服による分身は、HP+5994相当。「VSガードスコーピオン」は、HP+4000相当。それらも含めると、HPは39000相当くらい。実戦では8000程度の余裕があったので、もう少し低くても大丈夫かもしれない。氷属性耐性100%、闇属性耐性220%、魅了、ストップ、即死耐性も確保している。

レートの高い相手を狙う

 同じ1勝を挙げたときでも、獲得できるポイントは、対戦相手の「レート」によって変わる。可能な限り、レートが最大の「1.50」の相手を選んで戦おう。
 ただし、週が変わってランキングがリセットされたあと間もなく(1日程度)は、高いレートが出にくい。そういった場合は、オーブが満タンにならない範囲で、レートが高い相手が出るまで粘りたい。
 レートが1.50の相手が出始めると、しばらくはその状態が続くことが多いが、ある程度戦うと、レートが低めの相手が出やすくなってしまう。そのときはまた、なるべくレートが高い相手が出現するまで待ったほうがいい。たいていは、数戦こなせばレート1.50の相手が続く状態に戻る(確実ではないが)。
 それとは逆に、レート1.50の相手が出たと思ったら、1戦でいなくなってしまうケースもある。そのときは、いったんアリーナから抜けてすぐに入り直すと、さっきの相手に戻っている場合もあるので、試してみるといい(まったく確実ではないが)。

最終的にはラピス次第

 1時間ごとに1個回復するアリーナオーブをムダなく使い、ほとんどのバトルでレート1.50の相手を選び、全勝を挙げたとしても、ランキングの上位に入ることはできない。
 最終的にモノをいうのは戦った回数であり、戦うためにはアリーナオーブが必要。アリーナオーブを時間経過以外で回復するにはランクを上げるかラピスを支払うしかなく、ランクはそうそう上がるものではないから、基本的には、「ラピスを多く支払った者が上に入る」という仕組みになっている。
 よって、毎週大枚を支払い続ける覚悟がない限り、上位に入るのは諦めるしかない。
 それでも、0~100ラピス程度払えば、週間ランキングなら1000位、月1限定ランキングでも3000位には入れる場合が多い(状況次第で変わるが)。週間ランキングで1000位に入れば報酬が良くなり、特に、「メタルジャボテン参上!」を1枚多くもらえるのが大きい。「100~200ラピス程度で「メタルジャボテン参上!」が1枚買える(ついでに、スーパートラストモーグリ交換チケット2枚と、トラストモーグリ30%ぶんも)」と考えれば、悪くない取引だ。
 月1限定ランキングでは、ビジョンカードがもらえる2000位以内に入るかどうかが大きな境目。最近のアリーナは、ちゃんと考えてない人はトレンドのパーティに当たると勝てずにポイントが伸びにくい。それがイヤになって離れた人が多いのも相まって、以前と比べて順位が上がりやすくなっている。2000位以内、あるいは1500位くらいまでは、無理なく狙えるはずだ。