エルティラ B17F

バトルの流れ

1戦目 ファイアヒドラ
 ↓
2戦目 バッカレイドス
 ↓
3戦目 デビルキマイラ

敵の主要データ

ファイアヒドラ全身 バッカレイドス全身 デビルキマイラ全身
ファイアヒドラ バッカレイドス デビルキマイラ
名前 種族 最大HP 属性耐性 デバフが効くか
弱点 強い 攻撃 防御 魔力 精神
ファイアヒドラ 6500万
-50%

100%
バッカレイドス 6500万
-50%

100%

300%
×
デビルキマイラ 1億2000万
-50%
火、雷、光、闇
300%
× ×

※いずれも、ゾンビ状態以外のステータス異常への耐性は「無効」

敵の行動の概要

ファイアヒドラ

  • 無属性の単体&全体物理攻撃を多用する
  • 火属性の単体物理攻撃と、単体&全体魔法攻撃を多用する
  • HPが残り80%、60%、40%以下になったときに、自分の攻撃を上げつつ、火属性の全体物理攻撃を使って、こちらの攻撃&魔力&防御&精神を下げてくる

バッカレイドス

  • 先制攻撃時およびHPが特定の量まで減ったときに、膨大な魔力を集中させて自分にダメージ耐性を付与し、攻撃&魔力を超大幅に上げる
  • 無属性の全体物理攻撃と、火属性の全体魔法攻撃を使う
  • 無属性の単体物理攻撃を多用し、こちらの防御と精神を下げてくる
  • 3ターンに1回、全体のMPを吸収しながら暗闇&睡眠状態にしてくる
  • HPが残り60%以下、20%以下(?)になったときに、単体をバトルから除外してくる
  • 物理攻撃を受けると、カウンターで『カウンター』を使う

デビルキマイラ

  • 火、氷、雷属性の全体魔法攻撃、および無属性の全体物理攻撃を使う
  • 無属性の単体物理攻撃を多用し、麻痺させてくる
  • HPが残り80%、50%、30%(?)以下になったときに、火属性の全体物理攻撃を使ったあと、自分の攻撃&魔力を上げる
  • HPが残り50%以下になったあとは、毎ターン無属性の全体魔法攻撃を使い、石化させてくる

攻略法

 このあたりまで来ると、汎用性の高い攻略を構築することが難しい。ここでは、実際に突破したときの手法を紹介するが、手持ちのユニットに応じて、まったくちがった戦法をとることも必要(あまり参考にならなくて申しわけない)。
 このフロアでは、それぞれの敵に合わせた3つのパーティを使う。

1戦目 vsファイアヒドラ

●メンバー
回復役兼
バフ役
物理壁役 デバフ役 攻撃役 攻撃役
●ユニットごとの詳細
ユニット 必要なもの 解説
回復役兼
バフ役
  • 火属性耐性(バフと合わせて100%以上が理想)
  • 火属性耐性アップのバフ
  • 味方全体のMPを大幅に回復するアビリティ
火属性耐性アップのバフを維持しつつ、味方のHPとMPを回復する
物理壁役
  • 火属性耐性(バフと合わせて100%以上が理想)
  • なるべく高い回避率
  • 全体かばう
  • 100%の引きつけ効果
全体かばうと引きつけのアビリティを交互に使う(全体かばうが優先)
デバフ役
  • 火属性耐性(バフと合わせて100%以上が理想)
  • 敵単体の攻撃、防御、魔力、精神を大幅に下げるアビリティ
敵の攻撃、魔力、防御、精神を下げ続ける
攻撃役
  • トップクラスに入る攻撃役のユニット
  • 氷属性の攻撃、および氷属性耐性ダウンのアビリティ(必須ではない)
チェインしながら攻撃あるのみ
 火属性耐性と物理壁役で、敵の攻撃はほぼシャットアウトできる。物理壁役の回避率は高いほどいいが、敵には攻撃ダウンが効くので、100%に届かなくてもさほど問題ない。回避率アップの装備は3戦目の魔法壁役に優先してまわし、1戦目用の物理壁役は、その余りを使おう。

2戦目 vsバッカレイドス

 B15Fで紹介した「レジーナを使った1ターンキル」を狙う。竜系のキラーアビリティを利用し、攻撃は火属性と土属性を避ければOK。バッカレイドスは1戦目のファイアヒドラや3戦目のデビルキマイラとくらべると防御が低く、1ターンで倒すのは比較的簡単。
 ただし、敵が先制攻撃で物理&魔法ダメージ耐性を得るせいで、1ターン目はダメージをほとんど与えられない。そこで、1ターン目は、1戦目用のパーティがそのまま戦う。全員『ぼうぎょ』でもいいし、全滅してもかまわないので、とにかく1ターン目をやり過ごそう。2ターン目になって物理&魔法ダメージ耐性が消えたら、パーティを入れ替えて1ターンで倒す。

3戦目 vsデビルキマイラ

●メンバー
魔法壁役 バフ役兼
回復役
バフ役兼
デバフ役
攻撃役 攻撃役
●ユニットごとの詳細
ユニット 必要なもの
魔法壁役
  • 麻痺耐性
  • 火、氷、雷属性耐性(それぞれ、バフなしで100%以上)
  • なるべく高い回避率
  • 全体かばう
  • 100%の引きつけ効果
バフ役兼
回復役
  • 味方全体に分身を付与するアビリティ
  • 味方全体のHPとMPを回復するアビリティ
  • 高めのMP自動回復能力
  • 実戦ではユフィを使用(ほかに適したユニットがいるかは不明)
バフ役兼
デバフ役
  • 味方の物理攻撃に氷属性を付与するバフ
  • 敵の氷属性耐性を大幅に下げるデバフ
  • 実戦ではファイサリスを使用(ほかに適したユニットがいるかは不明)
攻撃役
  • トップクラスに入る攻撃役のユニット
  • デスペル系のアビリティ
  • 獣系のキラーアビリティ
  • 全力攻撃で、敵のHPを最低でも51%以上減らせることが条件。実戦ではアルドール王レインとヒョウを使用(ほかに適したユニットがいるかは不明)
 敵がHP残り50%以下になってから使いはじめる『キマイラの瞳』が強すぎて、手持ちの戦力では、攻撃に耐えながら戦うのは不可能と判断(あくまで筆者が持つ戦力での話。ユニットや装備次第では可能なはず)。『キマイラの瞳』を使わせないように、敵のHPが残り51%以上の状態から一気に倒す戦法を選択した。具体的なやりかたは以下のとおり。

1ターン目

ユニット 行動のしかた
魔法壁役 全体かばう
バフ役兼回復役 味方全体に分身を付与しながらHPとMPを回復(実戦では『明鏡止水』×2)
バフ役兼デバフ役 ぼうぎょ
攻撃役 ぼうぎょ
 敵が使う「火、氷、雷属性の全体魔法攻撃」は、魔法壁役の全体かばうで防ぎ、物理攻撃は分身でかわす。1ターン目はまだ態勢が整っておらず、味方が倒されてしまう危険性が高いため、バフ役兼デバフ役と攻撃役は防御しておいて、倒される危険を少しでも減らす。もし誰かが倒されたら、勝ち目はかなり薄くなるので、やり直したほうがいい。

2ターン目以降(敵のHPが残り70%以上のあいだ)

ユニット 行動のしかた
魔法壁役 引きつけと全体かばうのアビリティを交互に使用
バフ役兼回復役 味方全体に分身を付与しながらHPとMPを回復(実戦では『明鏡止水』×2)
バフ役兼デバフ役 敵の氷属性耐性を下げながら、攻撃役の物理攻撃に氷属性を付与(実戦では、3ターン周期で「『防氷装甲破壊弾』→『局所アイスチャージャー』×2→『局所アイスチャージャー』×2」の繰り返し)
攻撃役 全力は出さないまま(実戦では、『ソウルブラッド』『剣士の殺気』の使用を避けた)、ある程度のダメージは与えるようにして攻撃。デビルキマイラが『獣の咆哮』を使ったあとは、必ず、デスペル系のアビリティを使って敵のバフを解除(実戦では『ナリファイセイバー』を使用)
 2ターン目からは、魔法壁役が引きつけのアビリティを使って、敵の単体物理攻撃も引き受ける(そのために回避率を上げている)。全体物理攻撃の『なぎはらう』は引きつけでは防げないが、全体分身で回避可能。運悪く魔法壁役に攻撃が何度も当たると倒されて失敗になってしまうので、できるだけ早く敵のHPを減らしたい。ただし、敵のHPを残り50%以下にしてしまわないように注意が必要。また、敵はHPが残り80%以下になったところで、『獣の咆哮』を使って自分にバフをかける。これを放置すると魔法壁役が物理攻撃に耐えられなくなってしまうので、使われたあとは必ず解除すること。

敵のHPが残り69%以下になったあと

ユニット 行動のしかた
魔法壁役 引きつけと全体かばうのアビリティを交互に使用。最後のターンは攻撃に参加(実戦では『ブラッド・リンケージ』を使用)
バフ役兼回復役 味方全体に分身を付与しながらHPとMPを回復(実戦では『明鏡止水』×2)。最後のターンは攻撃に参加(実戦では『森羅万象』を使用)
バフ役兼デバフ役 敵の氷属性耐性を下げたあと、味方全体の物理攻撃に氷属性を付与しながら自分も攻撃(実戦では、最後のターンの2ターン前に『防氷装甲破壊弾』、その次のターンで『タイプ・ハンティング』、最後のターンで『広域アイスチャージャー』『友だち作戦 -怖いプレゼント-』『もっといっぱい鍛える』『F型最強アイス弾 改』)
攻撃役 最後のターンの1ターン前で攻撃の準備をして(実戦では『完全覚醒【アルドール王】』『ソウルブラッド』『剣士の殺気』)、最後のターンで全力攻撃(実戦では『クリムゾンノヴァ』『エクストリームノヴァ』を使用)
 敵のHPが残り51%以上の状態から一気に倒す。実戦では、アルドール王レインとヒョウの攻撃だけで、敵のHPを最大78%減らせることは確認していたので、大事をとって、敵のHPを残り69%以下にしてから全力攻撃を行なった。

敵の行動の詳細

ファイアヒドラ

名前 対象 属性 物魔 状態変化 備考
通常攻撃 敵単体 物理
ヘヴィスイング 敵全体 物理
フレイムアタック 敵単体 物理
火炎裂き 敵単体 魔法 名前や見た目は物理っぽいが、実際には魔法攻撃
ファイガ 敵全体 魔法
フレア 敵全体 魔法 水耐性ダウン
ウォークライ 自分 攻撃アップ
猛る獄炎 敵全体 物理 攻撃&防御&魔力&精神ダウン

行動パターン

  • 基本は「通常攻撃、『ヘヴィスイング』、『フレイムアタック』、『火炎裂き』、『ファイガ』、『フレア』のいずれか」×10
  • 3の倍数ターンでは、最初に『ウォークライ』を使って、基本の行動が1回減る
  • HPが初めて残り80%以下、60%以下、40%以下になったターンは、最初に(3の倍数ターンなら『ウォークライ』のあと)『猛る獄炎』を使って、基本の行動が1回減る
  • 複数の閾値を一度にまたいだ場合は、そのぶんの『猛る獄炎』をいっぺんに使い、基本の行動が同じ回数だけ減る

バッカレイドス

名前 対象 属性 物魔 状態変化 備考
膨大な魔力が集中する! 自分 物理&魔法ダメージ耐性、攻撃&魔力アップ 物理&魔法ダメージ耐性は1ターン。デスペル系では解除されない/攻撃&魔力アップは3ターン。デスペル系で解除可能
メルトン 敵全体 魔法
ぶんまわす 敵全体 物理
通常攻撃 敵単体 物理
叩きつける 敵単体 物理 防御&精神ダウン
ディスアスター 敵全体 魔法 暗闇、睡眠 MP吸収/HPは減らさない
ファイガ 敵全体 魔法
カウンター 敵単体 物理
はないき 敵単体 バトルから除外

基本の行動パターン

  • 先制攻撃で『膨大な魔力が集中する!』
  • 1ターン目では、最初に『メルトン』
  • 奇数ターンでは、最初に『ぶんまわす』
  • 「3の倍数-1」のターン(2、5、8、11……ターン目)では、最初に『ディスアスター』→『ファイガ』
  • 上記までのあと、行動回数が合計8回になるまで、通常攻撃か『叩きつける』
  • 同じターンでの、通常攻撃と『叩きつける』以外の使用順は以下のとおり

    膨大な魔力が集中する!→メルトン→ディスアスター→ファイガ→ぶんまわす

  • 物理攻撃1回につき1回、『カウンター』でカウンターを行なう(魔法攻撃に対してはカウンターを行なわない)

HPが特定の割合まで減ったときの行動パターン

※複雑すぎて調べ切れていません。申しわけない

  • HPが残り80%以下、60%以下、50%以下、40%以下、30%以下(20%以下も?)になったターンは?、最初に『膨大な魔力が集中する!』
  • 『膨大な魔力が集中する!』のあとは、直後または次のターンに?『メルトン』
  • HPが残り60%以下(20%以下も?)になったターンは、『膨大な魔力が集中する!』の直後に『はないき』。このときは、ほかの行動を行なわない
  • 複数の閾値を一度にまたいだ場合は、『膨大な魔力が集中する!』を最大2回連続で使う?

デビルキマイラ

名前 対象 属性 物魔 状態変化 備考
ファイアブレス 敵全体 魔法
なぎはらう 敵全体 物理
ほのお 敵全体 魔法
ふぶき 敵全体 魔法
いかづち 敵全体 魔法
じゃれる 敵単体 物理 麻痺 精神が最も高い相手を狙う(引きつけは可能)
通常攻撃 敵単体 物理
獣の刻印・火 敵全体 物理
獣の咆哮 自分 攻撃&魔力アップ
キマイラの瞳 敵全体 魔法 石化

行動パターン

  • 毎ターン、全体攻撃→火氷雷攻撃→『じゃれる』×2→通常攻撃×6
  • 「全体攻撃」では、『ファイアブレス』と『なぎはらう』を、ターンごとに交互に使う
  • 「火氷雷攻撃」は、『ほのお』『ふぶき』『いかづち』のいずれか(ランダムで決定)
  • HPが初めて残り80%以下、50%以下、30%以下(推定)になったターンは、『獣の刻印・火』→『獣の咆哮』
  • 複数の閾値を一度にまたいだ場合は、そのぶんの『獣の刻印・火』をいっぺんに使う(『獣の咆哮』は1回だけ)
  • HPが残り50%以下になったあとは、毎ターン、最初に『キマイラの瞳』を使うようになるほか、「火氷雷攻撃」が2回になって、通常攻撃が2回減る

糾弾

 某企業型攻略サイトの誤りおよび問題のある記述は以下のとおり。

※茶色の枠内はhttps://altema.jp/ffbe/tower41より引用(キャプチャ日時:2019.06.13)


  • 本文1
     耐性データが間違っている。バッカレイドスに精神ダウンは効かない。

  • 本文2
     「自己バフを付与してから強力な攻撃を仕掛けてくる」のは、HPを削らなくても1ターン目から。

  • 本文3
     話の順番と流れが良くない。これでは、「無属性の攻撃に対抗するために属性耐性を高めろ」と言っているように見えてしまう。